I. 記述
[訳者追補: OpenView, NetViewは大規模ネットワークの管理用ツールキットで
あり、そこに収録されたデーモン] ovactiondはOpenView並びにNetViewのSNMPトラップハンドラ
兼イベントハンドラである。ovactiondには脆弱性があり、侵入者は
管理サーバに対して悪意あるメッセージを送信することで任意のコマンド
を実行できるようになる。送られてきたコマンドはovactiondプロセスの
権限で実行される。この権限はOSによって異なる。
OpenViewバージョン6.1はデフォルトの設定状態で脆弱である。
6.1より前のバージョンはデフォルトの設定では脆弱でないが、
ユーザがtrapd.confファイルを設定変更していた場合、6.1より前の
バージョンも脆弱である場合があるという報告が公表されている。
2001年6月21日にHPはセキュリティブリテン(HP SB #154)を発行し、
OpenViewバージョン6.1に存在するこの脆弱性に対する修正パッチを
リリースした。詳しくは次を参照せよ。
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http://us-support.external.hp.com/cki/bin/doc.pl/screen=ckiDisplayDocument?docId=200000055277985
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http://www.kb.cert.org/vuls/id/952171
TivoliのNetViewのバージョン5.x と 6.x はデフォルトの設定では
脆弱ではない。しかし、設定をカスタマイズした場合、脆弱である可能性が
ある。このセキュリティ上の脆弱性が存在するのは、権限のあるユーザが
イベントアクションを追加設定し、潜在的に破壊的なvarbind(stringないし
opaqueタイプ)を指定する場合
である。Tivoliはバージョン5.x並びに6.x
に対する修正パッチを作成した。このパッチはovactiondの脆弱性を解決する
と同時にNetView固有の他のコンポーネントに対する予防的対策も講じている。
Tivoliはこの脆弱性に関する情報を以下で発行している。
- http://www.tivoli.com/support/