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CERT IN-2001-12
CERT® Incident Note IN-2001-12CERT Coordination Centerはインターネットコミュニティに対して インシデントに関する情報を提供するためインシデントメモ(incident note) を発行する。SSH1のCRC-32攻撃検知に存在する脆弱性への付け込みOriginal release Date: November 5, 2001 Last revised: November 7, 2001 I. 概要CERT/CCは VU#945216で 説明されるCRC-32補強攻撃検知の脆弱性を使ってシステムが攻略されたとの 報告を複数受け取っている。また、SSHサービス(22/tcp)に対するスキャン活動 が増えているとの報告も受けている。 II. 説明CERT/CCが受け取った報告によると、この脆弱性を使って攻略されたシステム にはシステムログメッセージに次のようなパターンが記録されている。
この脆弱性に付け入ろうとする場合、力づくで行なわれる(use a brute force method)ことがあり、実際にシステムが攻略されるまでにこの種のメッセージが大量に記録されることがある。 実際に攻略されたシステム上で、次のような加工が行なわれたのが発見されている。
III. 影響侵入者はSSHデーモンに付与された権限レベル、典型的にはroot権限、で、 任意のコードを実行できてしまう。IV. 解決策修正パッチを適用せよパッチが入手できるかどうかについては、VU#945216に書かれたベンダ情報を参照せよ。修正パッチが入手できない 場合は、適切なセキュアシェルソフトウェアパッケージの最新版に更新することを CERT/CCは推奨する。SSHv1フォールバックサポートを無効にせよこの脆弱性はSSHv1プロトコルを扱うソフトウェアに関係するものであるから、 サイトによっては、SSHv2だけをサポートし、SSHv1フォールバックサポートは 無効にしたいかもしれない。このやり方については、利用しているセキュア シェルサーバソフトウェアのドキュメントを参照せよ。 サポートをSSHv1サポートを無効にするのは全般としてよいやり方である。 というのは、SSHv1プロトコル自体も、SSHv1プロトコルを扱うソフトウェアも 他にも多くの脆弱性が存在するからである。 セキュアシェルサービスへのアクセスを制限せよ修正パッチを適用できるまでは、セキュアシェルサービスへのアクセスを制限したい かもしれない。これは、ネットワーク境界でポート番号22/tcpに対してパケット フィルタリングを適用することで行なえる。 ただし、この対策を行なって攻撃を減らせはするが、ネットワーク境界で ポート番号22/tcpを遮断しても、ネットワーク内部で脆弱なサービスを悪用するのを食い止めることはできない。 どのような変更が適切であるかを決める際、まず自ネットワークの設定ならびに サービス必要要件を理解しておくのが重要である。 パケットフィルタが使えない場合は、ホスト単位でアクセス制御を行なう こともできる。セキュアシェルの実装によっては、SSHサーバ設定ファイル中のAllowHostsデリバティブでアクセス制御を設定できる ようになっているものもある。これも使えない場合は、Wietse VenemaのTCP Wrapper のようなソフトウェアを使って、セキュアシェルデーモンへのアクセスを制限する こともできる。 自分が管理しているホストが攻略されたと考える場合、次を参考にするとよい。
著者: Roman Danyliw, Chad Dougherty, John Shaffer この文書の原文は以下で入手できる。 http://www.cert.org/incident_notes/IN-2001-12.html CERT/CCへの連絡は
電話: +1 412-268-7090 (24-hour hotline) Fax: +1 412-268-6989 郵便送付先:
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Copyright 2001 Carnegie Mellon University. 更新履歴 November 5, 2001: 初版公開 November 7, 2001: 特定の商用製品と一般用語との混乱を避けた。 この和訳は橋本喜代太(hash@reasoning.org)が行った。 和訳公開はCA-2001-35に関連するものとして行なう。
本和訳の改訂履歴 訳者並びに連絡先: 橋本喜代太 |