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その後、携帯メールも知り合いに確認用に送ってもらおうとしたら、 これもなかなか届かない。ひょっとするとNTTのものすごく基本的な どこかで寸断されてたのかなぁ。
途中のSAで軽い夕飯を食べて、ま、8時半くらいには ホテルにつく。Quality Innというチェーンのモーテルっぽいところ なので、大したことはないんだが、まぁ、十分。
ところで今日から明後日までに2泊はSheraton Hartford ということで、さすがにベッドがいいなぁ。
で、かなりひどい被害が出ていて、とりわけ道路の寸断が激しそうだ。 一方、200km/h走行をしていた新幹線が脱線。これについて、安全神話 に翳り、とかって報道をいくつか見かけるけど、そうか? もちろん居直られても困るわけだが、幸運であろうと何であろうと 死傷者0ってのは優秀だよ。あと、脱線はともかく、その脱線で横倒し になる可能性がどれだけあったか、の方がたぶん大事だよね。
いずれにせよ、こういう地震では、そもそも被害を0にすること なんかできない。そういう点では、新幹線回りは地震の規模とか から考えれば、十分、被害を軽微でおさえた、と言っていいと 思うんだけどなぁ。
ともあれ、どちらの街もそう見所があるわけではなかった けど、途中の道は秋らしく少し紅葉しつつ、という感じで きれいでした。
で、結局、暗くなってから着いたとかで観光らしいことは何も していないんだが、基本的に北東海岸の古い街らしくレンガ建ての ビルが軒をつらねるパターン。夕飯を食うのに適切なところが いまいち見つからず、Brown Univ.の学生街のインド料理屋に。 ま、おいしかったからいいんですけど。
阪神大震災の時に、まったく同じ状況で知り合いを亡くして るんだ。くも膜下出血で。とりあえずそれほど腕はよく ないかもしれないが近くにある病院に救急車が向かって いれば助かったかもしれないんだが、実際にはその手の症状 では定番的に運ばれる病院にこだわっちゃったために、 なんだかんだで搬送に3時間近くかかって、さすがに手遅れ だった。個人的にはその前数年間はほとんど連絡してなかった のが、ちょうどお互い近くの大学に勤務が決まったのが 分かったので、今度会いましょうとか連絡を取った 数日後のことだった(実際に知り合いが亡くなった のは4月になってから。だから、彼は阪神大震災による 死者とはみなされていないはずだ)。
まぁ、無謀というのは若者の特権ではある。そして、誰もそうした 無謀さを持たなくなれば、それはそれで怖いことだ。ただ、 産経新聞とかの報道で見る限りでは、日本政府がどうのという話とは まったく別に現地の人間が説得しようとしていたらしい。
アメリカという比較的文明的な国にいても、現地人と外国人は決定的に 違う。特に、日本人は実はそうとうに目立つ。特に治安の悪い地域では それが顕著に現われる。外国にいて犯罪に巻き込まれない一番の要件 はその場の空気を感じることだ。そして自分の中での警戒水準を 一段階は引きあげておくこと。逆に危険な区域にあえて行くのである なら、金でも何でもかけれるものはかける、ということだろう。
たまたま今日、記者会見があって、罪の意識はあったけど、押し切られる ようにしてもらってしまった、という話が出ている。あのさ、 凶悪少年犯罪の増加から少年法を「改正」するだのって話で自己判断が できるはずの年齢ってのがどんどん引き下げられてるんだ。 大学卒業間近の人間がそんなこと言って、それで同情しろとでも 言うのか?
さらに、実際の選手獲得ではもっとえげつない話がある、という 報道も出てきているんだが、それに対する球界からの改善案なんて 話もまったく出ませんね。
まぁ、プロスポーツで裏金的な話はつきもの、と言えなくもない。 車代の十万というのも、政治の裏金での車代が百万、5百万などと 伝えられてきた話からしてもかわいいレベルではある。が、選手に 対して甘すぎやしませんか?
が、いまアメリカでけっこう大きな話題になってるのはこの点なんである。 そこには、選挙権登録の問題と電子投票機の問題という2つがからんでいる。
とにかく住居を確保して、で、Social Security Officeに行ってSS ID を発行してもらえば、自動車免許が取れてそれが一番信頼度の高い 身分証になる(ちなみに運転免許証を取ってからは、パスポートの提示 を求められることはなくなった)。その一方、日本で言う住民登録 はあるにはあるんだが、ないも同然という側面があるし、そもそも 選挙権の申請は住民登録と連動しない。自動車免許を取る際に選挙権 申請が同時にできるんだが、逆に言えば、州をまたがって2つの選挙権 を持つことは可能なようだし(運転免許を取るにはSS IDの提示が必要 で、それをたぐれば選挙権の重複なんて簡単に防げそうだが、やって ないようだ)、まったく別個に申請することもできる。さらに、選挙権の 申請を代行でやるみたいな団体まであったりする。この辺、アメリカは 州をまたがると基本的に別の国なので、情報の連携も万全とはとても 言えない状況。
で、個人レベルで州をまたがって重複申請があったり、代行団体が 申請書をかき集めながら、民主党支持者の申請書はごみ箱に捨ててる んじゃないか、とか、そういう話が出て来る。
さらに特定の人種などをターゲットに選挙権を剥奪したり、選挙に 参加するのを思いとどまらせようとする動きもある。
一方、じょじょに増えている電子投票機はタッチスクリーンで 候補者を選んで、それがそのまま集計に使われる。つまり、 紙はない。紙がないから再集計は事実上不可能である。
で、後者がなぜ問題かというと、実際に2000年選挙でもプログラム が誤動作したりといったエラーがけっこう出ているからである。 実のところ、投票集計マシンというのはプログラム的にはものすごく 簡単で、投票・集計の部分だけなら、プログラミング言語の1日入門講座を 受けた人なら誰でも書ける。もちろん実際にはエラー制御の方が 大変なんだが、それもそこらに転がっているプログラマーなら誰でも 書けそうなレベルだ。その先の各端末からネットワークで集計を まとめる部分にしても、ネットワークプログラミングの一番初歩の レベル。そういう話でエラーが頻発するということ自体がおかしな ことだと思うんだが、現実に、そう。
こういう話があるんで、電子投票でも実際には紙に出力してそれを 集計に使おうという話もけっこう出てきている。大変まっとうな ことではあるんだが、ここに実は一つ問題があって、投票用紙って 投票箱に入れるときに二つに折るんだよね。しかも投票箱の中は ごちゃごちゃ。この紙を人力で読んで集計するのか、機械でやる のかってことが実は一番大きな問題で、アメリカではこの辺を 機械でやることを考えてたりするからいずれにせよ死に票は そこそこ出てきそうだし、その読み取りをバーコードなんぞにすれば いっそう不正も分からなくなる。
結局のところ、「はっきりくっきり分かるような投票用紙で」、 「人力で読み上げ集計を行なって」しまえば、集計については 比較的問題は起きにくい(もちろんその場でのチェック体制は必要 だろうが)。で、人力でやったから時間がかかりすぎる、という わけでもなさそうだ。いや、だいたい日本では実際に手作業集計 やってるわけですから(笑)。
ま、投票後の混乱はどう見ても起こる気がするなぁ。何より、 投票所に行ったら選挙権がなかった、という人が前回以上に 出てくる可能性がけっこうある。それが特定の人種にかたよってたり したら、暴動も起きるんじゃないか?
で、入れてみたんだが、これが思ったよりはるかに面白い。 こういうのってまずはアウトラインにまとめるとかってのを 思い付くが、もちろんグラフ化される方がみやすい。 もちろん、グラフ化するときに一種のアウトライン化をやってる わけで、それがどれくらい適切かというのがこの種の試みで 一番問題となるところなんだが、例えば、Bush, bulgeと入れて みてためしてみると、まず大小12個の円に分類されて(つまり、 これが大項目だな)、大きい円はBulge Under the US President, Octorber, Mysteryの3つ。小さい円でもBush Jacketとか Bush Wiredとかがある。Octoberなんかはそれほど参考になって ないが、けっこういいところ突いたまとめ方になってる。
その一方、いくつかのブログで「自衛隊駐留に反対して」とか美化が 始まっているように見える。まぁ、確かに日本にいたときの描写と 今回の行動はちぐはぐである。でも、そういうことはよくある。 少なくとも「自衛隊駐留への反対をこめて、死を覚悟してイラク入り したのではないか」とかどうやったら思えるんだろうね。
ただ、当然ながら、本人が浅はかであったことと、国が救助しようと することは矛盾しない。どこかのブログで「軽装で冬山に入った人を、 そんな軽率な行為に責任は取れないと言って救助しないのはおかしいだろう」といった 比喩があったが、ごもっとも。
一方、亀井静香が「駐留している自衛隊が救助に行くべきだ」 なんて言い出してて、何だかね。後方支援だとかいろいろな話があるけど、 駐留している自衛隊って、軍隊がやることしてないよ。すごく矛盾する 話なんだけど、自衛隊派遣は、後方支援にしろ水の補給作業にせよ、 「軍隊」(英語ではtroopsとしか言わない)なんだけど、「兵隊」やって ないというか、そんな感じだ。だいたい危ないところには近寄らない 軍隊ってのは変だろう。
ま、これを機会に自衛隊撤退ってことを言い始めている人もまたぞろ いる。だが、こういう時に外交センスというか理屈立てが固定しちゃう のは何なんだろう。曰く、もはやアメリカ軍のイラク侵攻に大義は なかったのだから、とか、そういう話ばっかり。でも、いま一番普通に 立てれる議論というのは「(自衛隊にしろボランティアにしろ)私たちは アメリカ軍と違って、あなた方を助けようとしてきた。しかし、 そうした私たちを誘拐し殺害するテロ行為が後を断たず、それを支援する 人々も多い。そんなんだったら私たちは帰ります」ってことじゃない のか? もちろんこの手の話は実際の外交としては難しい。後方支援とか も含めれば、まったくアメリカとは別個の存在として、というのも 言いにくい。ただ、あまたある無責任発言がいくらでもできる(そして、 それは悪い面だけでなく、いい面もあるんだ)はずのブログでもどうも ないような気がする。何で?
もちろんいわずとしれたパレスチナ解放機構(PLO)のトップ。もともと はともかく、最近は現実的穏健派とも言われ、過激な派閥の暴走を かろうじて食い止めていた面がある。後継者争いも含めて、 アラファト後を深刻に捉える機会となった今回、 すぐに死亡ということにならなくても、それなりに注視しておく のがよさそうである。
ともあれ、私はほとんど家に一日中いただけなんだが、夕方食料品の 買い出しに出る際、ぞろぞろと子供達がTrick or Treatをやってまわって た。大人も仮装してたな。マスカレードの伝統はこういうところに端を 発しているんである。
私が「へ?」と思ったのは、まず、人一人くるめるような大きな星条旗を かれらはどこから手に入れたんだい? ということだった。もちろんある ところにはたくさんあるんだが、アメリカの国旗に対する異様なこだわり からすると、戦場にぽいぽい置いてくる気があまりしない(単なる推測 だけど)。で、一部報道ではそれが「日本(自衛隊)をアメリカと一体の ものとみている象徴」とかって話になってるんだが、そもそもそんな 手のこんだことをやるように思えないし、何よりそんな意図をもって アメリカの国旗をわざわざキープしておくかぁ?と思うんだ。
遺体を国旗でくるむ、というのはものすごく象徴的な意味合いがある わけだが、それは「救国の英雄」としての象徴だ。だから、アメリカ軍 は戦死者のひつぎには国旗をかぶせる。おまえらなんかアメリカと同罪 だという意味で敵方の国旗を使う、というのは聞いたことがない。
まぁ、アメリカの国旗に包まれて、というのは、The Washington Post なんかも記載ががある(The New York Timesにはない)。どうなんだろうね。 単純ミスでなければ、変な意図を感じさせるなぁ。
ま、単にわくわく気分で見に行ったとか、まぁ、そこまでは思わないよ。 けれど、素人さんなりが行っていい場所と行ってはいかん場所ってのは あるんだ。伝えられるイラク内での行動とかにしても、彼の善意を 正当化するものとは思えんな。つまるところ、彼は別に人質になりに 行ったわけじゃないんだ。人質になんかならないだろうと勝手に決め つけて、殺されなんかしないだろうと勝手に思いこんで、行ったんだ。 そういうのを「軽率」と言い、お馬鹿と言うんじゃないのか?
もちろんそんな場所にしたのは(例えば)アメリカが悪い、と非難する、 それは正しい。でも、そういう話と、いま現在とんでもなく危ない ところにへこへこ行くのはやめるべきだってのは何も矛盾しないでしょう。
で、実は、いわゆるテロを「かれらをそこまで追いつめたのは誰?」と 問うというのはここ数年の私の基本的な考え方なんだ。でも、 いくつかの点で根本的に意見が違う。
まず、最初の政治的思惑はともかく、いま自衛隊のサマワ駐屯部隊は 憲法制限のおかげで(皮肉ではない)、戦闘行為をしていない。それどころ か、住民を守る努力だってしていない(ちなみにこの努力をすると多く の場合、逆におせっかいの悪者にされる)。水供給と道路補修が中心 だ。後方支援としての米軍の武器輸送の方がよほど問題になると 思うんだが、自衛隊撤退を叫ぶ「市民運動」の方々で後方支援だけを とにかくやめろ、という主張は聞いたことがない。「米軍は早く 去って欲しいが、自衛隊は残って欲しい」とイラクで聞かれるという のが何度も報道されて、これは半分誘導的報道だと思った方がいい とは思うんだが、まったくの嘘でもたぶんない。言うなれば毒にも 特効薬にもなってはいないけど、多少の役には立ってて、少なくとも 占領軍ぽくない、んである。ある意味、自衛隊が(少なくとも駐屯地 やPKOで行なっているのは)災害救助隊なんである。いや、私、 昔から思うんだけど、自衛隊が違憲だとか何とか言うよりも、 名前変えちゃえよ、と思うけどな(もちろんこれは政治的には あまり現実的でない)。ともあれ、そういうことを考えると、 むしろ要求に沿って撤退する方が、いかにも軍隊を派遣して ましたってことになる。
で、今のことと関連するんだが、結局、日本で自衛隊撤退を叫ぶ 人は「違憲」と「措置法の『非戦闘地域』から外れる」 ってことを論拠にしているように思える。要するにどちらも日本 国内の議論である。じゃ、それで撤退するとして、次は何をするの? 別に小沢あたり言ってる意味じゃなくて、日本は国際貢献は金だけ でいいの? 日本はこれからどういう国際貢献がいいの? そういう 議論がないように思う。ボランティアを活用? よござんす。でも、 いまのイラクやスーダンにボランティアは行けないだろう。 たとえ日本政府が金払っても。
で、結局のところ、一番正しいのは「アメリカが撤退しろ」だ。 戦争反対をテーゼにするのなら。(この辺、スペインとかと間違えちゃ いけない。スペインが撤退したのは何よりも自軍の被害を食い止める こととアメリカから距離を置きたかったからだ)。
その辺を無視して、いま「香田君の死を無駄にするな、自衛隊撤退」 と叫ぶのは空理空論に見える。もちろんテロリストを批判すると アメリカと同じ論調になっちゃう、というのがある。だから、 やらない。でも、それって違うだろう? アメリカに反対しながら テロリストを批判することは可能でしょう? あなたたちはアメリカ国民 じゃないんだから。
つまるところ、いま起こっている話はいくつもの次元で捉えられる。 それをまぜこぜにしても何も解決しない。アメリカが無法な戦争を しかけたことと、いまのように事実上無差別に外国人が襲撃される ことを直接的な因果関係で結びつけるべきじゃない。それを結び つけるのはむしろテロリズムの肯定につながるんだ。 それこそ市民運動的な考え方で言えば、いまイラクに対して日本が 示すべきなのは友好感情と共感だろう(もちろんテロリストにでは なく)。で、それはいま違憲だから自衛隊撤退と主張することと 一致することではないだろう。
たとえば、いま日本でイラクへの義援金はどこも募集してない はずだ(アメリカだと救世軍がやってるらしい)。まぁ、受け取り手 が不明だからよく分からない、というのは確かにある。が、それなり に手はいくらでもあるでしょう。もちろん日本でだけ単独でやる 必要もないし。「イラクに医療物資を送ろう」みたいな話 ここんとこ全然聞かないんですけど。私が知らないだけ?それとも そういうことしたがる人もみんな自衛隊撤退のデモとか行くの? 別に自分を正当化するつもりもないんだが、いまの自衛隊撤退 とかっていう話は結局、自分たちが満足できればそれでいい、 という発想に根ざしているようにしか見えない面が多々ある。 それって貴方達が批判している日本政府とどこが違うんだろうね。